マーキング合戦

自宅近くでマーキング合戦
ネコ(尾を上げて)→タヌキ(短い脚上げ)→アライグマ(お尻)→テン(首)→キツネ(脚を上げ)が次々にマーキングをします。
自宅の側でこのような行動をしていることがわかり、楽しくなってきます。

リンクアドレス  https://youtu.be/-o95UuRvNUg


ミヤマアカネ米の収穫祭

長崎県で絶滅危惧ⅠA類のミヤマアカネ(トンボ科)は当会が保全している田んぼ(世知原町開作)に約99%が生息しています。少し離れた場所で残りの約1%は生息しており、同じく当会が休耕田を利用して保全しています。
半年の稲作が終わった締めくくりに、毎年収穫祭(餅つき)をしています。このときの様子を掲載します。
今年は天候不順に加えウンカの被害などもあり、米の収穫は例年の半分以下でした。当然餅米も収穫が少なかったのですが、予定の2升4臼分はありまました。

夜から水に浸けていた餅米をせいろに入れ約40分蒸します。
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臼に入れこねます。よくこねることで良い餅が出来ます。
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3人で息を合わせてつきます。
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餅ができあがった頃、子供達の出番です。
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つき上がった餅を丸めます。つきたての餅を醤油・きな粉・ごま砂糖・納豆・海苔などで食べますが、これが最高に旨い!!
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終わって記念写真・・・・皆さん楽しかった~~ の顔してますね。
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世知原町山口神社秋の大祭(神楽)

平戸神楽は長崎県平戸市他旧平戸藩領内の神社に伝わる神楽。国の重要無形民俗文化財。
お祭りで舞われる、平戸神楽は、壱岐を除く旧平戸藩領内の各神社の祭礼で舞われており、神社の祭式にあわせて小神楽(8番)、中神楽(12番)、大神楽(18番)、大神楽(24番)の4種に別けられ、代々神職によって伝承されています。
もっとも番数の多い大神楽は岩戸神楽とも呼ばれ、亀岡神社の秋季例大祭(毎年10月26日)でのみ奉納されており、すべてが終了するまでに7~8時間を要します。
宮崎県の高千穂神楽とともに九州を代表する神楽です。

神楽は大祭の前日の夜に前夜祭として奉納されます。
今年は、新型コロナの影響で、余興は行われず神事(神楽・御神興の道行)だけが行われました。道行が行われたき沿道では地元の方がお参りをされていました。

山口神社参道
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平戸神楽の目次
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荒塩舞
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四本弊
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二弓
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折敷(盆舞)
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神相撲
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猿田彦(山海鬼)
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猿田彦(宇都売)
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動画のリンク:https://youtu.be/KW8GJciDTFY

ツリフネソウの大群落

ツリフネソウ(ツリフネソウ科)
北海道〜九州のやや湿ったところに生える。高さ50〜80cmになり、茎はやや赤みを帯び、節がふくらむ。葉は互生し、菱状楕円形で細かい鋸歯がある。花序は葉腋から斜上し、紅紫色の花を数個つける。花序の茎には紅紫色の突起毛がある。花は長さ3〜4cmで花弁3個、萼片3個からなる。萼片も紅紫色で大きく花弁のように見える。下の1個は大きく袋状になり、その先端は細長い距になって、クルリと巻き、この距の部分に蜜がたまる。
ホシホウジャクやトラマルハナバチが頻繁に訪れる、ハナバチの仲間は蜜を吸う際に一度花弁に止まるので、花弁に傷のないものを探すのは容易ではない。
1年草なので、毎年同じような群落が見られるとは限らない。
開作の個体は花軸の下部に毛がない品種で、ナメラツリフネソウ(Impatiens textorii f. nudipedicellata)と呼ぶ。
果実は肉質のさく果、長さ1〜2cm。ホウセンカ(ツリフネソウ科)と同じように熟すとちょっとした刺激で果皮が5片にはじけてクルクルと巻き、種子をはじきとばす。
長崎県植物誌にはキツリフネソウ(花が黄色)があると書いてあるが、見たことはないので環境が変わり絶滅したと考えられる。
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ホウジャクの仲間はホバリングして、長い吸収管を伸ばして蜜を吸う。
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色が白っぽい個体が数株ある。
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・・・おまけ・・・
コシオガマ(ゴマノハグサ科)左はクルマバナ(終わりかけている)
丘陵~低山、里山の日当たりよい草地に生育する1年草。
茎は直立し、分枝して高さ20~70cmになり、短毛が密に生える。
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ミヤマアカネ保全田んぼと周辺

あっという間に暑い夏が過ぎ、秋も中盤の感じとなった。台風9・10号で里道は落下したスギの枝や葉に覆われている。ヒノキはしなりに強いのか枝は殆ど落ちていない。
稲は台風9号で倒れたが、幸いまだ実が入ってない状態だったので、ある程度は起き上がった。10号では風向きの具合なのか殆ど倒れなかった。
田んぼの周りではヒガンバナやツルボが咲き始め、谷間の休耕田ではツリフネソウも咲き始めた。

ツリフネソウ科 ツリフネソウ:市内では限られた場所でしか見られない。山間部の湿った林道脇や休耕田で見られることが多い。花弁にはたいてハナバチの止まった傷がつている。
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ミヤマアカネ保全田んぼ全景
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ミズアオイ科 コナギ:ミヤマアカネ保全のために、除草剤を殆ど使わないので田んぼの中では最も多い水田雑草。
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キク科 タカザブロウ:田んぼの畦際によく生える。大きいものでは70センチほどにもなる。引く抜こうとすると茎がちぎれ、根から抜くことは難しい。
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キキョウ科 ミゾカクシ(アゼムシロ):田んぼの畦によく生える。別名の通り部分的には畦を覆い尽くす。近付いてみるとなかなか綺麗な花である。
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キジカクシ科 ツルボ:田の畦よりも法面などに多い。市内の海岸に近い場所では、種内変異で大型のオニツルボが見られるが少ない(葉の幅が10~20mm)。
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トンボ科 ミヤマアカネ:今年はミヤマアカネを保全し始めて300匹と最低の発生個体数だった。台風9号の後には連結個体も見られたが、10号以降はぐっと少なくなった。
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晩夏の花花

長い梅雨が明ければ既にお盆。朝夕は涼しいものの昼間は30℃を超える暑さ。思い切って外で汗をかくとそうでもないが、机に向かっていると暑い。と言って扇風機に長い時間当たると体がだるくなる。
そんなことで、昨日は1月に見つけたナツエビネの状況確認も兼ねて久々に国見山方面を散策した。オトコエシはもう少しで開花という感じ。この花が咲くとアサギマダラがやってくる。

イワタバコ科イワタバコ:佐々川の渓谷ではまだ見頃。標高350mを超えると玄武岩となるため本種が見られるのは砂岩層の渓谷に限られる。
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ミカンカ科マツカゼソウ(日本固有種):佐世保市内では希な植物。ミカン科では唯一草本。九州中央山地の林道では本種をシカが食べないのでやたらと多い。和前の由来を牧野図鑑では、「草の姿に趣があるからだろう」とある。・・・確かに趣はある。
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ジンチョウゲ科キガンピ:やや少ない種。林縁の日当たりの良い場所に生える。自宅の庭に二株植えているが、枝が伸びるので毎年適当に剪定しているが良く花を付けて目を楽しまさせてくれる。和紙の原料とされると言う。
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バラ科ヒメキンミズヒキ:林道の脇などでよく見られる。キンミズヒキに比べると全体的にかなり小型。雑種のアイノコキンミズヒキも希に見られる。
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キジカクシ科ヤブラン:最近は高速道路の高架下部に植栽されているのを見かけるが、全く情緒がない。この時期林縁で見られる淡紫の花穂は秋の気配を感じさせてくれる。
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ラン科ナツエビネ:今では国見山に数株しかない。gpsに軌跡とポイントマークをしていたので、直ぐに探せると楽観していたが、軌跡の入っていないgpsを誤って携帯。記憶を頼りに探し当てることができた。開花まで10日ほどだと思う。
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アカガシ林の貝類

湿度が高く気温が上がると山の貝が活発に動くので、調査には良いのですが蚊やアブ・ムカデなどが厄介です(寒い時期が良いこともあります)。予め探していた国見山麓のアカガシ林で探索。シリオレギセル・オキギセル・スグヒダギセル・カサキビ・ヤマタニシ・フリーデルマイマイ・ツクシマイマイ(幼)・ヤマナメクジ・キュウシュウゴマガイ・ダコスタマイマイが見られました。キセルガイの仲間は倒木の下部にいることが多く、撮影しようと不用意に近づく(光を遮る)と軟体を引っ込めるので気をつけて近付きます。キュウシュウゴマガイなどの微少貝は採取して実体顕微鏡下で観察し同定します。解剖しないと同定できな種が多く(私は出来ませんので、岡山大学に送ります)時間の割には成果が上がらない調査です。

<シリオレギセル(キセルガイ科)の幼貝、成貝になると細い殻の先が折れるので、オキギセルとの区別が付きます>
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<オキギセル(キセルガイ科)交接中の個体。市内で最も普通に見られる大型のキセルガイです。ここでは幼貝の方が多く見られました>
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<スグヒダギセル(キセルガイ科)照葉樹林内で見られるキセルガイ科の貝類では本種が最も普通に見られます>
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<ダコスタマイマイ(オナジマイマイ科)林内の暗いところよりよりも林縁や道ばたなどの明るい場所でよく見られます>
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<ツクシマイマイ(オナジマイマイ科)の幼貝、去年生まれかな。成貝とは別のように見えます>
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<カサキビ(ベッコウマイマイ科)殻径2.8mm重なったアカガシの落ち葉上を這っています。落ち葉をめくって探します>
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<キュウシュウゴマガイ(ゴマガイ科)殻長3mm 重なったアカガシの落ち葉上を這っています>
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小塚岳付近を歩く


自宅の南側にある小塚岳に久々に登ってきました。世知原に引っ越してきた頃はよく探検に行ったものです。
麓から急斜面を登っていくと玄武岩の棚が2段あり、その上はなだらかな尾根になっています。地元の人の話では200年程は伐っていないとのことです。国有林ですが急斜面のために植林せずに自然林として残っているのでしょう。
照葉樹林で林床が暗いので、草本は殆どありません。植林地との境は少し明るいので、草本が見られましたが、ツクシアオイ・タチツボスミレ・ナガサキシダ・エビネ程度でした。
以前は尾根の岩場でツクシコバノミツバツツジ(地元では「照らし」)が見られましたが、周囲の樹木が大きくなり、枯れたり樹勢が弱くなっていました。このような中でも花を付けている株もありました。また、見晴らしも悪くなっていました。

<標高500m程の小塚岳からの尾根(自宅の前)>
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<登るのが大変な急斜面>
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<暗いところを好むナガサキシダ。葉が分厚く貫禄がある>
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<2段の玄武岩の崖がある。最初の崖>
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<2段目の崖>
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<尾根から自宅付近を俯瞰>
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<アライグマの糞:サワガニを沢山食べている。アライグマはサワガニにとっては極めて強い脅威>
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<アナグマは少し穴を掘って糞をすることが多い。糞を洗っても残留物は殆どない>
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<尾根の林はアカガシが多い。気持ちよく歩ける>
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<標高500m程。ミヤマシキミの花がまだ咲いていた>
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<明るい場所ではツクシアオイがすでに咲いていた。暗い場所の個体には花は付かない>
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<珍しいマツカゼソウがあった。九州中央山地の林道脇には山ほどある。シカが食べないため>
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国見山系の両生類

1月~2月に新しく見つけた湿地と5年ほど見ていない場所を見てきた。
タゴガエルの産卵場所がイノシシに掘り返されていることが多いので心配していたが、水の湧き出し口(大抵は玄武岩と火砕岩の隙間)が産卵場所となり、穴の奥から鳴き声が聞こえており安心した。
カスミサンショウウオは緩やかな流れの側に出来た水溜まりに産卵。すでに幼生も見られた。残念ながらブチサンショウウオは卵塊も個体も確認出来なかった。

<カスミサンショウウオの産卵場所。水の流れなのない石の下に産卵する。右側の沢から少しずつ水が流入>
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<カスミサンショウウオの卵塊>
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<タゴガエルの産卵場所。穴の奥で盛んに鳴いている>
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<穴の奥にタゴガエルの幼生と卵が見える。タゴガエルの卵も幼生も白っぽい>
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<タゴガエルの卵塊。穴の外にあった>
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<シロハラが何(猛禽類)かに食べられたあと>
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<林の中にはイノシシの大きなベッドがあった>
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ギンリョウソウが顔を出す

1~2月に新たに探した湿地に加え、これまで調査したが5年ほど見ていない場所を見てきた。目的はタゴガエル・カスミサンショウウオ・ブチサンショウウオの産卵地及び卵塊の確認。
この過程で面白い植物も見られたのでこちらからから先に紹介する。残念なことに林道にはタイヤの不法投棄も見られた。
<ギンリョウソウ>
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<アキノギンリョウソウの花がら:ギンリョウソウと異なり秋に開花する。この場所では初めて。佐世保市では極めて希>
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<オタカラコウ:大小合わせてかなりの個体数が見られました。県内では多良山系と国見山山系にのみ分布>
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<ネコノメソウ(右下端にヤマネコノメソウ):県内分布は対馬(厳原),佐世保(吉井)(世知原)>
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<ハンカイソウの群落:佐世保市では少し湿り気のある林縁で見られます>
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<コウヤコケシノブ:沢などでよく見られるが、国見山山頂付近の樹林下の岩上でも見られる。これは霧と関係している>
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<白絹病:白ペンキを塗ったように見えます>
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<不法投棄 困ったものです>
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海岸より山手のサクラが早く咲く

25日、自宅のオオシマザクラが咲き始めたので、俵ヶ浦半島の海岸に咲くヤマザクラ(ツクシヤマザクラ)はもう満開では・・もしかすると散っているかも。良いタイミングで大潮だったので一眼を抱えて出掛けました。ところが全然・・・あと一週間といった感じ。
自宅の世知原は標高320mで暖冬といえども俵ヶ浦半島よりは寒い。俵ヶ浦半島では冷え込みが緩く、冬芽に含まれるアブシジン酸が分解されなかったのに対し世知原では分解され、暖かい俵ヶ浦半島より世知原の方が先に花が咲いたのでしょう。
26日には自宅のオオシマザクラはほぼ満開。ところが28日の雨と風で花が少し散りました。しかし、今日はゆっくりと花見が出来満足。
自宅近くの春の様子をお知らせします。
<自宅のオオシマザクラ>
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<ヤマザクラ>
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<アオキの雌花。赤い花弁に黄色の雄花がよく目立つ>
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<イズセンリョウ。比較的暗い林内に生える。果実は白。>
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<ミヤマシキミ。良い香りがしていた。果実は赤くい色づき暗い林の中ではよく目立つ。>
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<フウロケマン。旧佐世保市には殆どないが、世知原町ではよく見られる。>
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<セキショウ。普通は水辺に生えるが、山際の湿度の高い場所でも見られる。葉を折るとショウブの香りがする。>
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大山祇神社春の大祭

お祭りで舞われる、平戸神楽は、壱岐を除く旧平戸藩領内の各神社の祭礼で舞われており、神社の祭式にあわせて小神楽(8番)、中神楽(12番)、大神楽(18番)、大神楽(24番)の4種に別けられ、代々神職によって伝承されています。
もっとも番数の多い大神楽は岩戸神楽とも呼ばれ、亀岡神社の秋季例大祭(毎年10月26日)でのみ奉納されており、すべてが終了するまでに7~8時間を要します。
宮崎県の高千穂神楽とともに九州を代表する神楽です。大山祇神社では次の4番①荒塩(あらしお)、②折敷(おしき)、③山之神(やまのかみ)、④舞上(まいあげ)が奉納されます。
<神楽 山之神>
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ユーチューブ リンク https://www.youtube.com/watch?v=aqUdAawwRFw 

野焼き終わる


環境省・長崎県が選定する「重要な里地里山」(世知原町開作地区)の野焼きが一人の怪我などもなくやっと終わりました。
焼く草地は7カ所で面積は7ヘクタールです。
雨が降ったり強風や乾燥注意報が発令されたりで1月の中旬から延期が続いていました。
ここの草地にはゴマノハグサ・ノヒメユリ・ヒメヒゴタイなどの希少種が生育していますが、これらは野焼きの継続によって支えられています。
しかし、当地は高齢化が進んでおり、野焼きがいつまで続けられるのか心配なところです。これは当地だけの問題ではないでしょう。
<やや風があり風下から慎重に火を入れる(2mずつに切って火を入れ延焼や人的被害がないように実施)
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<高低差がある場所では、高い方から徐々に火を入れ延焼や人的被害が及ばないことを確認した後に下部から火を入れる>
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<一気に燃え上がる>
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<野焼きが済んだあと>
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ユーチューブ リンク https://www.youtube.com/watch?v=34qBiASW5XE

ヤマアカガエルの産卵

1月23日の夜は雨。無風で気温は10.5℃とヤマアカガエルの産卵に適した条件です。昨年は記録的に産卵が少なく、本種もトノサマガエル同様に絶滅の危険が増加していると心配していました。そんなことで、これまで産卵が見られた場所に行ってみました。嬉しいことに卵塊とメスを待っているオスが見られ安堵しました。翌朝あちこち見て回りました。
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この池には以前数百個の卵塊が見られていましたが、コイとブラックバスの放流で全く産卵をしなくなりました。
池のすぐ側の道路の窪み(次の写真)には産卵しますので、不思議なものです。
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池の側に未舗装の道路があり、車が通らないので草藪になっていますが、窪みに水が溜まりヤマアカガエルの絶好の産卵地となっています。ここは毎年観察を続けている場所で、昨年は2個の卵塊しか見られませんでしたが、嬉しいことに今年は141個の卵塊が見られました。たぶん、24日の夜も生んでいると思います。
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田圃の水たまりにも卵塊がありましたが、ここは雨が降らないと乾いてしまうので、採取して保全用の水を張った休耕田に移しました。
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昨年から水生昆虫や両生類の保全用に休耕田に水を張っています。
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保全用の休耕田にも1卵塊ありました
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素晴らしい里地里山

日本の原風景の一つといわれる里地里山。

里地里山は、長い時間をかけて人々が自然と寄り添いながらつくりあげてきた自然環境です。我が国では、そうした環境がより身近な存在であったことから、特有の文化や豊かな感性も育まれてきました。

田んぼや小川、原っぱ、うら山など、人々がくらし、集い、草花や鳥、昆虫などさまざまな生きものたちが、あたりまえにそばにいる空間。日本には、まだまだそんな里地里山がたくさん残されています。

環境省では、さまざまな命を育む豊かな里地里山を、次世代に残していくべき自然環境の一つであると位置づけ、「生物多様性保全上重要な里地里山(略称「重要里地里山」)」(500箇所)を選定しました。

選定された「重要里地里山」は、地域におけるくらしや営み、保全活動等の取組を通じて守られてきた豊かな里地里山を広く国民のみなさまに知ってもらうためのものです。また、地域における農産物等のブランド化や観光資源などにも、広く活用できるものと考えています。
環境省のhp https://www.env.go.jp/nature/satoyama/jyuuyousatoyama.html

「国見の郷」の駐車場に以下のような看板を設置しました。QRコードを読み込んで頂くと詳しいブログを見ることが出来ます。多くの方に開作の里地里山の素晴らしさを知って頂ければありがたいです。
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この冬初冠雪

去年は、1度雪が降りましたが雪化粧程度でした、この冬は昨夜の雪(2/17)が初冠雪となりました。雪が積もると動物の足跡が見られるので楽しい。気温の上がらない午前中に自宅から国見山山頂まで徒歩で往復3時間を楽しんできました。積雪量は少なく山頂でもスパッツなしで歩けました。
<キツネの歩行痕。キツネの歩行痕はあちこちで見られました>
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<キツネの足跡。イヌの足跡によく似ています。>
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<アカネズミの歩行痕。尾を引きずったあとも見られます>
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<ノウサギの歩行痕>
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<ネコの足跡。国見山には5台の定点カメラを設置設置しているがネコは度々写っている>
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<ヤマドリの歩行痕。ヤマドリの足跡も何カ所かで見られました>
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<テンの足跡。指が五本あります。>
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<シロハラの羽が散らばっていました。猛禽類に捕獲されたのかも?>
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平川原のヤマアカガエル卵塊

2月13日の夜はヤマアカガエルの産卵に適した暖かい雨で、自宅でも賑やかな鳴き声が聞こえていました。
水草用の青箱に5卵塊が見られました。この辺りで最大の産卵地の平川原の様子が気になりました。暖かく天気も良かったので竜ノ氏川を登り平川原へ向かいました。何度行っても素晴らしい沢で、特に柱状節理が横向きに出来ているのが凄く、火砕岩も見られて楽しい。
平川原では以前は溜池の浅い部分に産卵していましたが、ブラックバスやコイの放流で溜池の側の道路に出来た水溜まりに産卵するようになりました。1月の22日に産み付けられた卵からは幼生が発生していました。13日の夜に生んだ新しい卵塊は6個でした。そろそろヤマアカガエルの産卵は終わりで次はヒキガエルの産卵になります。ヒキガエルは溜池の中に産卵します。
水溜まりにあった卵塊がばらばらになっているのがありましたが、おそらくアライグマの仕業でしょう。また、カスミサンショウウオの死骸もありました。
帰りは林道を歩きましたが、ナンバンキブシの花が咲き、ヤシャブシの雄花も膨らんでいました。
<柱状節理>
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<段差が多く、小さな滝もある>
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<孵化したばかり幼生>
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<早春の花:ナンバンキブシ>
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国見山に続く玄武岩の尾根

国見山に続く尾根を久し振りに登って見ました。ここは玄武岩の尾根で、植林ができずに自然林が残っています。山頂から少し下ったところに小さな沢がありました。ここはイノシシがほとんど掘り返していないので、カスミサンショウウオ・ブチサンショウウオ・タゴガエルの産卵地に適しています。産卵期の3月頃は楽しみです。
<玄武岩の尾根>
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<アカネズミのトンネル>
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<巨大ヒラタケ>
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<尾根を下ると小さな沢がありました。どこからわき出ているのか辿ってみました。玄武岩下層の火砕岩が不透水層となりそこから水が湧き出ていました>
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<湧き水の近くの小石を起こしてみると。いました・・ホラアナミジンツボの1種(希少種)殻長15mm程>
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<沢のそばには胸高直径30センチほどの立派なアカマツが3株ありました。海岸のクロマツはほとんどマツノザイセンチュウの被害で枯れています。アカマツは耐性があるのでしょうか>
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2019年 せちばる 秋の大収穫祭 大盛況!!

北風が少し冷たかったのですが、青空と国見山を背景に、今年はmini ミュージック・ピクニック(コンサート&ショップ・ワークショップ)が加わり、いつもより大勢の方々がお見えになりました。
地元産のお米・野菜は1:30頃には殆どなくなるという盛況でした。
コスモスは秋の長雨で播種が遅れ、花も1週間ほど遅れています。場所は国見の里でお尋ね下さい。
<地元野菜などの出店準備中8:03>
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<開会式 8:45>
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<9時の開場を待つ人の列 8:49>先着200名に開作のお米2合進呈。
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<Sazaウインドソサエティーによる子供とのセッション 12:30>
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<琉球国祭り太鼓 13:54> 手の空いたスタッフも素晴らしい演技に見入っていました。
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テンの兄弟

国見山に4台の定点カメラを設置しています。動物の面白い生態が撮れて興味深いものです。
今回はテンが2頭で遊んでいる姿が映っていました。多分兄弟だろうと思います。
以下のリンクでご覧になって下さい。
https://youtu.be/yiu_xXLTteQ